【メルボルン9日AAP】 今週、国内各地の国際空港などで予定される国境警備隊(ABF)職員らのストライキにより、国際線の遅れなど影響が懸念されている。
移民・国境警備省(DIBP)は9日、「12日に予定される24時間のストによって、11日夜や13日朝の便にも影響が出る可能性がある」と発表した。国際線利用者に対し、早めに空港に到着するようアドバイスしている。地方公共部門組合(CPSU)のナディン・フラッド氏は、テロ対策や諜報機関など50以上の部門がスト適用外として合意されているとして、「ストによって国の安全保障が妥協されることはない」と述べた。
ABFは、「ストによる旅客への影響が最小限になるように取り組んでいる」と話す。また、近々DIBPが組合側と交渉を再開する見通しだという。