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ディック・スミス氏 商標争いで勝訴

【シドニー12日AAP】  シドニー連邦裁判所は12日、オーストラリア土産として有名なベジマイトの類似商品OzeMiteについて、同じく類似商品でOzeMiteと商標権をめぐり争っているAussie Miteよりも早い時期に商標登録されたことを認めた。

OzeMiteの創始者はオーストラリアで幅広くビジネスやチャリティ活動を行う、ディック・スミス氏。スミス氏に対しアデレードの企業Aussie Miteは、商標が似ているとしてOzeMiteに対し商標の使用を停止するよう求めていた。

スミス氏は最初に登録したのは自分たちであり、商標使用が許可されるのは当然との考えを示した。またスミス氏は、「もしこの主張が認められないならば、ビジネスから手を引くつもりだった」と話した。さらに同氏は外国企業ではなく、国内の企業と争ったのは残念なことだったと述べた。

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