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HIV感染予防薬 VICで試行

【メルボルン29日AAP】   VIC州で、HIV感染を予防する目的で暴露前予防投薬(PrEP)のトライアルが行われる。前向きな結果が得られれば、連邦政府に対し、予防薬として助成金支援を求める考え。

PrEPは医薬品給付制度(PBS)に含まれているが、現在はHIV感染者のみが適用対象。

ヘネシー州保健相によると、すでに州民1300人が感染予防薬を利用し、今後さらに2600人が参加する見通し。予防投薬の試行は、州医療機関のAlfred Healthと州エイズ協会との連携による。20か月に及ぶ140万ドル規模のトライアルによって、州内の新たなHIV感染数を最大30%削減できるという。

国内のHIV感染者数は2万7000人。2012年から2014年で毎年新たに1000人以上が感染と診断された。2014年の感染者のうち、75%が男性同性愛者だった。

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