【ACT25日】 最大与党労働党のオニール広報担当は、新型コロナウイルスの拡大によって激減した移民について、オーストラリアがウイルスの封じ込めに成功したことなどが奏功するとして、移民政策を一から見直す絶好のチャンスとの見方を示したことが分かった。
オニール広報担当は、世界のほとんどの国が分断とウイルス感染と戦っているとした上で、「今、オーストラリアで暮らしたくないという人は誰もいないはずだ」と述べた。国内人口は2019年~2021年にかけて0.8%縮小する見通しとなっていることから、「高い技術を持ち、移住を考えている人を長期にわたって確保したい」との考えを示した。
一方、豪準備銀行(RBA)のロウ総裁は先に、経済を立て直すためには一定数の技術移民が必要との見方を示し、「ここ数十年の人口急増が、国内経済を形作るための役割を担った」と述べ、他の先進国と比べても、GDPが非常に早い速度で成長したと指摘した。
ソース:news.com.au-COVID must spark migrant overhaul, says Labor frontbencher