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遠隔診療「テレヘルス」存続へ 保健相

【ACT27日】  連邦のハント保健相は、コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして拡大した、電話やオンラインによる健康相談サービス「テレヘルス」について、コロナウイルスのパンデミックが収束した後も存続する方針を明らかにした。同サービスはバルクビルにより無料で提供されている。

 

ハント保健相によると、オンライン診療にはこれまでに4,000万件の診療依頼が寄せられたといいい、コロナウイルスによってもたらされた良いことはあまりなかったと前置きした上で、「一つあるとすれば、すべての国民が2030年までには導入が難しいとされていたテレヘルスへのアクセスを手に入れたことだ」と述べた。

 

オーストラリア医師協会(AMA)もまた、サービス存続の決定を歓迎した。AMAのモイ副会長は、これまで対面診療だけを対象としたメディケア制度は、外出が難しい高齢者や地方部に住んでいる人たちにとって利用が難しかったとして、コロナウイルスにより「コミュニティのみならず医療制度も(オンラインによる診療に)開眼した」と述べ、変更を高く評価した。

 

ソース:news.com.au-Medicare: Health Minister Greg Hunt confirms telehealth here to stay

 

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