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ローマ教皇を訴え 性虐待受けた男性3人

【VIC27日】  オーストラリアの先住民族の男性3人はこのほど、1980年代に聖職者だったマイケル・グレンノンによって性的虐待を受けたとして、後継者のグレンノンの行為に対策を講じなかったとして、フランシスコ法王などを相手取り裁判を起こしたことが分かった。

 

オーストラリア人がローマ教皇を相手に賠償請求するのはこれが初めて。令状はVIC州の最高裁判所に提出されたもようで、フランシスコ法王のほか、カトリック教会の高位聖職者のピーター・コメンソリ大司教などに対し申し立てを行っている。グレンノンは性的虐待で何度も実刑を受けており、2014年に刑務所で死亡した。

 

訴えを起こした男性3人の弁護士であるアンジェラ・スドリニス氏は、グレンノンから聖職を奪うべきだとする訴えはあったものの、実際にはく奪されたのはその後何年も経過した後だった。スドリニス氏は、大司教を辞めさせられるのは法王だけだったことから、訴えに法王が含まれることになったと説明した。

 

ソース:abc.net.au-Pope Francis sued by three Australians allegedly sexually assaulted by Melbourne paedophile priest Michael Glennon

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