【ブリスベン10日AAP】 QLD州グレートバリアリーフで、カメが卵を産みつける砂の高さを高くすることで、絶滅の危機に瀕するカメの生存率が高まることがわかった。
ケアンズの北西に位置するレイン島で、毎年およそ6万匹のアオウミガメが産卵を行う。過去2年ドローンから調査した結果、砂の高さを高くすることで巣を高波から守り、仲間の卵を掘り出すことなくカメに産卵場所を広げるよう促すことがわかった。
今年も11月に始まる産卵時期に向けて、レイン島の長さ150メートルのビーチで砂を1メートル高くする準備が行われている。