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フレーザー島山火事 さらに悪化も

【QLD5日】  QLD州フレーザー島で発生している山火事は、強風と高温気象によって状況が悪化しており、懸念が高まっている。山火事は島で違法なキャンプ客による不注意で燃え広がったとみられ、7週間にわたり燃え続け、すでに島の半分が燃焼している。

 

QLD州のパラシェイ首相は「出来ることはすべてやっている」と述べた。同州の火災救急サービスは「相当の雨量」がなければ、火は燃え続けるとの見方を示している。4日には「天候の悪化」から煙による視界の悪化、大気汚染の拡大にも注意を呼び掛けている。

 

気象局によると周辺地域ではこの週末、雨が降る見込みはなく、9日まで高温の気候が続くとしている。また、高温と強風が消防隊による消火活動の妨げとなる可能性が非常に高いとの見方を示した。

 

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