【メルボルン6日】 ドイツから来た旅行者2人が、入国したシドニーで自己隔離をしないままメルボルン行きの飛行機で入州したことが発覚し、同便を利用した乗客らにすぐに自己隔離を行うように、州保健省は警鐘を鳴らしている。
対象となるのは、5日正午にシドニーを出発し、メルボルンに午後1時25分に到着したVA838便。シドニーに留まり2週間の自己隔離を行うはずのドイツからの旅行2人がそのまま同便を利用してメルボルンに到着した。2人は現在メルボルンで強制隔離を行なっているというが、NSW州からVIC州に入州する前にいつドイツから到着したのか現時点では不明だという。
マーティン・フォリー州保健相は「2人がホテル隔離義務をしないままメルボルンへ入州した経緯を現在NSW州保健相に確認をしている。再発防止のためにも原因解明が必要」と述べた。
VIC州では、クリスマスホリデーに向けてさらなる規制緩和が6日にアンドリュース州首相から発表されることになっており、サン・ヘラルド紙によると来週からパブやカフェ、レストランの入店可能人数も増加させる見通しだという。
ソース : news.com.au -Coronavirus Australia live updates: Urgent warning for Virgin flight after travellers skip quarantine