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国内販売の哺乳瓶 計量目印が不正確

【シドニー18日AAP】   研究の結果、国内で販売されている哺乳瓶の半数以上で、計量用の目印が不正確であることがわかった。誤った目印で調整した粉ミルクによって、乳児が健康問題を生じたり肥満につながる可能性もあると専門家は警告する。

研究は、国内で入手可能な哺乳瓶全種を対象に行われた。91本のうち57%で計量目印が不正確、または目印自体が欠如していた。さらに、5本に1本は国際基準に満たないほど不正確な目印が付いていた。中にプラスチックライナーを入れる使い捨てタイプの哺乳瓶は、45%も不正確であるものもあり、特に警戒すべきだという。多くのブランドで計量目印が不正確なものが少なくとも1本あり、価格による精度の差はなかった。

ウエスタン・シドニー大学のカーリーン・グリブル准教授は18日、「ほとんどの乳児で命にかかわることはないと考えられるが、便秘やミルクの逆流を起こしたり、肥満につながる可能性が高い」と話し、国内基準を直ちに設けるよう求めた。

研究結果は、雑誌「Maternal and Child Nutrition」に掲載された。

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