【アデレード19日AAP】 SA州政府は19日、同州におけるワイン製造・販売業が、顧客を対象としたワインの試飲サービスをさらに充実させることを目的として、同業界に100万ドルの資金を拠出することを明らかにした。
SA州政府は、同州におけるワインの売り上げ促進と、ワイナリーを訪れる観光客数の増加を目的として180万ドルを拠出することを決めており、この事業の一部として新たに「ザ・セラー・ドア・グランツ・プログラム」を発足させると発表した。
同プログラムでは、SA州内のワイナリー1軒につき最大2万5000ドルの補助金の受給が可能となっており、試飲サービス用に新しい部屋を設置したり、ベッド&ブレックファースト(B&B)施設の整備費などに充てることが出来る。