【ゴールドコースト26日AAP】 QLD州ゴールドコーストのテーマパーク、ドリームワールドで25日に起きた事故を受け、ゴールドコーストのトム・テイト市長、アナスタシア・パラシェイ州首相、連邦政府のスティーブ・チオボー観光相らが、同州における観光地の安全性について、過度に心配しないよう観光客らに呼び掛けている。
ドリームワールドは、人気のアトラクションで男女4人が死亡する事故の発生を受けて閉園していたが、28日には規模の小さいアトラクションだけを作動させて営業を再開する。チオボー観光相は、「事故の痛みは今後長く続く。サポートを必要とする人のために力を合わせることが重要だ」と述べた。
またテイト市長は、事故を受けて同州内の観光地への客足が遠のくことを懸念しており、「どのテーマパークも厳格な基準のもとで営業が許可されている」と安全性を重視していることをアピールした。ドリームワールドは27日を閉園とするが、28日には犠牲者への追悼セレモニーのため開園し、入園料を赤十字に寄付するとしている。