【キャンベラ13日AAP】 オーストラリア国税局(ATO)のオンラインサービスが休止して2日目に突入した。ATOは謝罪の意を示し、システム不具合の徹底調査を行うとしている。
ATOは13日午前9時半前(豪東部標準時間)、ウェブサイトやオンラインサービスなどがまだ復旧していないと発表した。原因はハードウェアの障害とされ、サービス妨害攻撃など外部要因は否定された。また、納税者の個人情報は守られているという。
オドワイヤー歳入相は、「ATOはITシステムを徹底調査し、問題発生の経緯を確かめる必要がある」と話した。
ATOは2011/12年度以降、コンピュータのソフト・ハードウエアに7億ドルを投じている。昨年度のコンサルタント費3400万ドルの多くも、IT関連が占めた。