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航空医療サービス 11か月で出動2700回

【NSW】  新型コロナのパンデミックによる影響が続くなか、王立航空医師サービス(RFDS)の出動回数は昨年2月~12月までの11か月間で2,700回に上ったことが分かった。出動回数の急増により、同サービスの対応能力が試される事態となっている。

 

RFDSによると11か月間に、ヘリコプターなど空からの出動が770回以上、自動車による出動が1900回以上だった。患者のほとんどがNT準州やSA州などセントラル・オーストラリアから搬送され、565回の出動があった。空輸による搬送を州別でみるとWA州が113回、NSW州が57回、QLD州が37回だった。

 

RFDSは懸念されることの一つとして、成人の心臓疾患の患者数が増えていることを挙げ、ロックダウンによる医療サービスへのアクセス不足が原因との見方を示した。RFDSのガードナー医師は「外出する人が減ったことで交通事故は減少したが、隔離生活で心臓疾患が増えたようだ」と話した。

 

ソース:news.com.au-Royal Flying Doctor Service under the pump after 2700 COVID-19 trips in 11 months

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