【パース27日AAP】 WA州政府は、初めて住宅を購入する人に対する助成金を1月1日から引き上げると発表した。
住宅ローンプログラム“Keystart”は、初めて住宅を購入する人が75万ドルまでの新築住宅を購入する場合に、助成金が現行の1万ドルから1万5000ドルに引き上げられる。また、土地や住宅の購入価格によって、税金の免除や減額が適用される。州政府はさらに、同プログラムの対象となる所得上限を2万ドル引き上げた。共働き夫婦は年間所得11万5000ドルまで、独身者は最高9万ドルが対象となる。
4500万ドル規模の経済刺激策について州政府は、650人が住宅市場に参入できる重要な投資だと話す。また、業界の活性化によっておよそ2000の雇用創出につながるという。バーネット州首相は、プログラムの魅力は頭金が少なく済むことだとして、「住宅購入者や建設業界からの良好な反応を期待する」と述べた。