【ブリスベン10日AAP】 QLD州で行われた最新の世論調査で、デイライトセービング(夏時間調整)への強い一般支持があったにも関わらず、同州政府は導入の可能性を否定した。
ブリスベンのエイドリアン・スクリナー副市長は、オンライン世論調査でも88%が支持しており、デイライトセービングは経済活動を高めるとして導入を推奨している。
一方、同州閣僚のビル・バーン氏は、州政府の考えに変更はないとこれを否定した。同氏はまた、「デイライトセービングを行う州に幼い子どもと住んでいたが、夜9時まで太陽が沈まないのは非常に難しい環境だった」と話し、個人的にも導入を好まないとの考えを示した。
デイライトセービングについては同州で1992年以降、毎年討議されている。WA州およびNT準州も夏時間の調整を行っていない。