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石炭火力発電所 閉鎖コストが7億超!

【メルボルン20日AAP】  VIC州ヘーゼルウッドの石炭火力発電所について、閉鎖にかかるコストが7億4300万ドルに上ることが明らかになった。ヘーゼルウッドの主要株主であるフランスの電力エンジーは、当初の見積もり額にさらに6億8600万ドルを追加した。

ヘーゼルウッド石炭火力発電所は今年3月31日に閉鎖することが決まっており、その後は廃炉に必要とされる作業が数年間にわたって続くという。エンジーによると、コストの内訳は4億3900万ドルが炭鉱に、3億400万ドルが発電所に使われる。

エンジーの広報担当者は、ヘーゼルウッド発電所の廃炉などの作業は特殊な作業となり、「外部の専門的なコンサルタント」を多く必要とするため、コストがかさむと説明。一方、VIC州のヌーナン資源相は、閉鎖のコストはすべてエンジーの責任であり、州政府が支援することはないとの立場をあらためて示した。

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