【キャンベラ25日AAP】 クリストファー・パイン国防相は25日、「世界経済の成長や投資、雇用創出のためには自由市場が必要だ」とアデレードのラジオ局で述べ、環太平洋経済連携協定(TPP)の脱退を表明した米国の動きは間違っているとして、トランプ米大統領を批判した。
一方で野党労働党は、日本の萩生田光一官房副長官が「安倍首相も明言したとおり、米国抜きでのTPPは無意味だ」と発表したとの、ジャパン・タイムズ英語版の報道を掴んだ。ジェイソン・クレア影の貿易相は、「ターンブル連邦首相は公の場で米国と日本から屈辱を受けた」として、自身を責めるのみだとした。