【シドニー25日AAP】 1月28日に春節を迎えるのに合わせ、オーストラリアで正月休みを過ごそうという観光客の数が8万1000人に上るとみられている。また、オーストラリア観光・運輸フォーラムは、春節による経済効果が6億7100万ドルに達すると予想している。一人当たり平均8328ドルの支出となる。
オーストラリア国内では、春節関連のイベントが27日から始まるシドニーが最も観光客が多いと見込まれる。初日は花火を打ち上げてイベントの開幕を祝うほか、オペラハウスやハーバーブリッジも吉兆を表す赤色でライトアップされる。
さらにシドニーでは、17日間にわたってオペラハウスからドウズ・ポイント沿いに色とりどりの提灯が飾られるほか、恒例のドラゴンボート競走や、ダンプリング早食い競争、オーストラリアを代表する中国系のセレブシェフ、カイリー・クワン氏のプロデュースによるナイトマーケットなども催される。