【QLD11日】 QLD州の大手牛乳製造業者のケニルワース・デイリーズ(Kenilworth)は11日、同社製造の複数種の牛乳に雑菌が混入していたとして、回収する方針を明らかにした。混入していたのは大腸菌とみられ、体内に摂取すると深刻な健康被害を引き起こす。
製品安全オーストラリア(PSA)によると、ケニルワース・デイリーズが製造した1リットル、2リットル、3リットルの牛乳に大腸菌が混入したとみられ、回収対象となっているのはこのうち、賞味期限が2021年3月15日以前のものとなっている。
さらに、対象となっている製品を摂取した結果、健康に被害が出たと感じた場合には、速やかに医師の診察を受けるとともに、製品は購入した店に返却した上で、全額返金してもらうよう呼び掛けている。牛乳が販売されたのはQLD州の個人経営の食料品店やケニルワース・デイリーズ・カフェなどで、今年3月1日~5日とみられている。
ソース:news.com.au-Kenilworth Dairies milk recalled over E. coli contamination fears