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コモンウェルス大会 シドニー立候補か

【シドニー28日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相は28日、シドニー西部のパラマタで会合に出席し、2026年か2030年に開催されるコモンウェルス大会をシドニー西部地区に招致する提案について、前向きな姿勢を示した。コモンウェルス大会は、イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会。

シドニー西部の都市開発を推進するウェスタン・シドニー・リーダシップ・ダイアログのブラウン会長は、同地区には大会を成功させるのに必要な施設や環境が「すべて揃っている」とした上で、「あとは新しい選手村が必要なだけ」と話した。また、選手村の建設が、現存する住宅をリニューアルする良い機会にもなるとの考えを示した。

一方、ベレジクリアンNSW州首相は、ウェスタン・シドニー・パークランズの私有地81ヘクタールを空き地として確保するために購入したことを明らかにした。購入した土地はブラックタウンからリバプールまで延びるオーストラリア国内でも最大級の都市公園の一部で、州政府は買収に4500万ドルを投じたとみられている。

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