【ブリスベン10日】 国内では過去12ヶ月で中古車価格が上昇しており、今後2年は価格上昇が続く見通しとなっているとして、中古車販売サイトでは購入を考えている消費者は熟考するように呼びかけている。
中古車販売サイトのCarsales.com.auが去年と今年3月を比較調査した結果によると、トヨタのランドクルーザーは50.7パーセント 、定番車カローラは30.5パーセントの値上がりとなっている。同社は「コロナ禍に、多くの消費者が車を買い換えるのではなく買い足す傾向があった」と述べた。
また、QLD州自動車販売協会(MTAQ)は「コロナの影響で工場の閉鎖など自動車生産に影響を及ぼした。買い替えをする人が少なくなり、市場の中古車販売数が少なくなったことが値上がりにつながっている」と説明した。MTAQは「5000ドルだった車が今は7500ドル以上の値段になっている」とし、今後この価格上昇は12ヶ月から24ヶ月継続するものと予測している。
また、海外渡航禁止に伴い、多くの人が国内のロードトリップ用に大きいキャンピングカーやボートを買うようになったことから、オフロード向け車両が人気となっているという。
人気の中古車は以下の通り
1トヨタ ランドクルーザー 50.7%
2トヨタ ハイラックス 48.2%
3 フォード レンジャー 26.5 %
4トヨタ カローラ 30.5%
5トヨタ プラド 37.8%
ソース : news.com.au – Used car price surge to last two more years as popular Landcruiser cost spikes 50 per cent