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テロ犠牲者へ黙とう無視 サウジが謝罪

【キャンベラ9日AAP】  SA州のアデレード競技場で8日夜に行われたワールドカップの予選で、オーストラリアと対戦したサウジアラビアの選手らが、試合前に行われたロンドンテロの犠牲者への黙とうを行わなかったことについて、サウジアラビア・フットボール協会が正式に謝罪した。

ロンドンテロでは、オーストラリア人の女性2人も犠牲となった。試合前、犠牲者への黙とうが行われるなか、サウジアラビアの選手は靴ひもを結び直すなどして、黙とうを行わなかったことから、政界などから「侮辱行為」と強く批判する声が上がっていた。

サウジアラビア・フットボール協会は、「複数の選手による失礼な態度について、率直に謝罪する」と述べ、「選手たちは、犠牲者やその家族や友人に対し、無礼を働くつもりはなかった」と説明。また、「テロ行為や過激主義のいずれについても強く非難する」との態度を示した。

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