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2023女子W杯招致に意欲 豪政府

【キャンベラ13日AAP】   連邦政府は、2023年に開催されるサッカーFIFA女子ワールドカップの招致に意欲を見せている。政府は女子W杯招致活動に最初に100万ドルを投じ、開催権勝ち取りの可能性を判断後、追加で400万ドルを投じる。

連邦政府は2022年のW杯招致に4560万ドルを投じたが、オーストラリアは僅か1票を獲得し、カタールが開催権を手にした。その後、FIFA内部の裏取引スキャンダルが明るみになり、全面的な改革が行われた。

スポーツ大臣のグレッグ・ハント氏は13日、「女子ワールドカップを開催できるチャンスは十分あると思う」とスカイニュースで話した。同氏はFIFAの誠実性に満足しているとしたうえで、防衛策として予算を2段階に分けると説明した。ターンブル連邦首相も、「W杯招致は女子スポーツ界の新たなスターに刺激を与える」と前向きだ。

24か国が出場するW杯は、世界中から7億人以上が観戦する。「マチルダズ」の愛称で知られるオーストラリア女子代表は、過去3回のW杯および昨年のオリンピックで準々決勝まで勝ち進んだ。昨年、国内の女性や女児27万人以上がプレーし、女子サッカー人口は2年で8%増加した。

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