【シドニー14日AAP】 オーストラリアのシドニー・シアター・カンパニーが上演する、名作映画「ミュリエルの結婚」のミュージカルで、主役のミュリエルを演じるヒロインに、20歳のマギー・マケナさんが決まった。マギーさんは、テレビドラマ「キャス・アンド・キム」でお馴染みの、ジーナ・ライリーさんの娘。
マギーさんは、1994年に初めて公開された同タイトルの映画について「まだ生まれていなかったが、この映画を観て育ち、大きな影響を受けた」と話した。また「自分自身もどこにもうまく馴染めないところがあり、不安定なところや人生を楽しんでいるところなどに親近感を感じた」と話した。
新しくミュージカルの脚本を手掛けたのは、映画のオリジナルの脚本を手掛けたPJホーガン氏。「もし25年前にもインターネットがあれば、ミュリエルはツイッターもフェイスブックもしただろうし、全く才能がなくてもユーチューブに何か投稿しただろう」と話した。ミュージカル「ミュリエルの結婚」は、11月6日から来年1月27日まで、シドニーのロズリン・パッカー・シアター(ウォルシュ・ベイ)で上演される。