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高齢者施設 虐待や怠慢対策に法改正を

【キャンベラ14日AAP】  オーストラリア法改革委員会(ALRC)は、国内の高齢者介護施設における高齢者への施設職員による虐待や介護怠慢を規制するため、新たな法改正が必要との見解を示した。このほかにも同委員会は、高齢者施設における問題の改善に向けて複数の改善案を提議している。

提案された改善案は、高齢者保護のために現在行われている対策を土台として、今後さらに全国プランを開発していくことを主軸に置いている。さらにALRCは、全国でどの程度、高齢者への虐待が行われているのかを把握するため、調査の必要性も訴えている。

さらにALRCは、深刻な問題について、介護施設が独立の監督機関に申し立てや疑いについて報告を求めるため、新たな法令の導入を勧めているほか、職員を雇用する際の審査方法を強化したり、未登録の職員らに行動規範に従うよう求めるべきとの考えを示した。

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