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国連キプロス平和維持軍 豪が撤退

【キャンベラ17日AAP】   1964年よりキプロスで展開する国連キプロス平和維持隊に参加しているオーストラリア連邦警察(AFP)は、最後の派遣警察官3人が正式に任務を終了し、53年間に渡る停戦監視の任務を遂げたことを明らかにした。

連邦のマイケル・キーナン法務相は「連邦警察は50年以上にも渡り、南北に分断されたキプロス島で住民たちに安全と安定を確保してきた。連邦警察はキプロスから撤退するが、彼らの功績は永続的に残るだろう」と述べた。

1964年より同平和維持隊に参加した連邦警察は、1600人以上の警察官を派遣していた。連邦警察のアンドリュー・コルビン警視総監は「撤退は悲しいが誇らしい日でもある」としている。

キーナン法務相は「連邦警察にとって平和維持軍での経験はとても有益なものであり、これからも世界各地で行っている任務で役立てていく」と述べた。

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