【メルボルン22日AAP】 オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は22日、日本から進出する格安雑貨小売りのダイソーが販売する165点の商品について、安全基準を満たしていなかったり、英語による表示がなされていないとして、リコール対象とすることを発表した。
リコール対象となった商品には、「スカイ・サイクロン」や「トルネード・フライ」など発射方式のおもちゃなども含まれる。おもちゃは目や顔面を負傷する可能性があり、安全な使用用法についての表示もなかったと指摘されている。
このほか、3歳児を対象としたカニやカメの形をした水鉄砲が、窒息の可能性があるとしてリコール対象となったほか、人気の化粧品やスキンケア商品なども、アレルギーを引き起こす原料が使われている可能性があるにもかかわらず、英語によるはっきりとした表示がないとして、リコールの対象となっている。