【メルボルン22日AAP】 VIC州政府は22日、ウーバーなどの相乗りサービスを合法化するための対応策として、サービス提供者に1回の乗車につき1ドルを課し、タクシー運転手への補償金として充てるとする修正案について、無所属議員らと合意した。
相乗りの合法化の実現に向けて、1ドルの課税を提案したセックス党のパッテン党首は、「ビクトリア州民は大きな経済成長と、エキサイティングな未来を実現するビジネス形態のなかで、合法的にウーバーが利用できるようになる」と述べ、法案の通過はイノベーションの勝利だとして歓迎した。
また、VIC州のアラン公共交通相は「この法令で相乗りサービスを規制するとともに、乗車運賃のカット、タクシー業界へのサポートを実現できる」と述べた。一方、1ドルの課税がタクシー業界への補償として不十分ならば、今後引き上げる可能性もあることを示唆した。