【メルボルン24日AAP】 VIC州の保健社会福祉省は、メルボルンのジムに併設されているスパがレジオネラ菌の感染源の可能性があるとして、利用者に対して警告を発している。
同省は、メルボルン南東のフランクストンにあるヘルスクラブのコア24・ジム(Core24)で、スパを利用した2人がレジオネラ菌感染で入院したと発表し、同スパの利用者は感染の可能性があり治療の必要があるとした。
感染の際には頭痛、高熱、悪寒、筋肉痛などが起こり、呼吸器疾患や肺炎を引き起こす恐れがある。
同省のブレット・サットン医師は「レジオネラ菌の潜伏期間は10日間くらいなので、まだ注意が必要」と呼びかけている。
VIC州では毎年レジオネラ菌感染者が70〜80人ほどいるという。