【シドニー25日AAP】 シドニーのフィッシュマーケットの再開発プランをデンマークとオーストラリアの共同提携建築会社が2億5000万ドルで勝ち取り、再開発へのスケジュールが決まったことで、来年末から再開発が着手されることになるという。
デンマークの建築会社3XNがシドニーの建築会社BVNとアスペクト・スタジオ(Aspect Studios)の2社と提携し、NSW州政府と商業団体と共同で再開発を行うことになる。再開発はフィッシュマーケットとブラックワトル・ベイ周辺区域が対象となる。
ベレジクリアン州首相は、再開発計画は完了までに2〜3年を要すると述べた。
フィッシュマーケットのブライアン・スケッパー総支配人によると、毎年300万人以上が訪れており、その3分の1は中国人観光客だとし、再開発後には利用客の数が2倍になる見込みだとしている。