【ブリスベン4日AAP】 3日の夜エアアジア航空の飛行機が鳥と衝突し、ブリスベン空港に緊急着陸したことがわかった。
民間航空安全局(CASA)によると、エアアジア空港D7207便がゴールドコースト空港から出発した後、チドリの死骸が空港で確認されたとし、滑走路にいた鳥の群れと衝突したと見られている。
同便はクアランプール行きだったが、パイロットは離陸後すぐに緊急着陸を要請したという。CASAのスポークスマンは、今回の事故を再調査するとしたが、パイロットの決断は適切なものだと称賛した。
同便に乗っていた345人の乗客と14人の添乗員は無事だったが、ブリスベン空港に着陸後、乗客は4日午前2時まで空港で待機しなければいけなかったという。
先週初めには、他のクアランプール行きのエアアジア便が、パース空港から出発後に緊急着陸した事故が起こっていた。