【シドニー6日AAP】 NSW州の救急サービスが発表した統計によると、同州内でスクールホリデーが始まった今月1日から、子どもがトランポリンで遊んでいて怪我をしたという通報が急増していることが分かった。自動車や自転車による怪我よりも多いという。
NSW州救急サービスが1日以降に通報を受けた、トランポリンによる怪我の通報は12件となっており、怪我をした子どもの年齢は2才~18才までと幅広い年齢にわたっている。怪我の内容は、脚や腕の骨折のほか、肘の脱臼などとなっている。
なかにはトランポリンの上で宙返りをしようとして首を痛めたり、両方の腕を脱臼したケースもあったという。また、2014年~2016年に救急隊が駆け付けたトランポリン関連の事故は1781件で、このうち894件が10才以下、709件が11才~20才と子どもや若者が中心となっていることが分かっている。