【キャンベラ10日AAP】 メディケアカードの個人番号が不法オークションサイトで販売されているという事実を受けて、連邦政府はメディケアのセキュリティ調査を命じた。
導入から8年になるメディケアのオンラインシステムは、緊急時にカードなしで治療を受けられることを目的とし、利用数は1日最大4万5,000件に上る。ハント保健相とトッジ人的サービス相は10日、「医師らを支える一方、システムの安全性を増す必要がある」と声明を発表した。
元公共サービス長官のピーター・シャーゴールド氏が、オーストラリア医師会(AMA)およびオーストラリア家庭医学会(RACGP)らとともに、カードなしで医師がどのようにメディケア番号をチェックするのか再調査を行う。報告期限は9月30日。