【ブリスベン10日AAP】 2018年にQLD州ゴールドコーストで開催されるコモンウェルス大会で、同州のスクールバスが駆り出されることから、同州の学生は来年の休みが1日増えることになった。
州労働党政府は、大会中に駆り出されたスクールバスを地方に戻すためとして、州立学校の来年2学期開始日を4月17日と発表した。スクールバスの多くが観客やスタッフ、選手や報道陣の移動に使われ、全試合のチケットに無料公共交通機関が含まれる。11日間の大会中、幾度にもわたってバス700台以上が必要になるという。
これを受けて、州野党自由国民党のデイビス影の教育相は、「子どもたちが学校教育を1日失うだけでなく、仕事を休んだり保育費を1日余分に払うなど保護者にも影響が出る」と述べ、州政府を批判した。