【ブリスベン11日AAP】 オーストラリアで有名な白クジラの「ミガルー」が、今年もグレートバリアリーフを目指してQLD州海域に北上してきている。脂肪がない赤ちゃんは冷たい南極海で生まれることができないことから、ミガルーは暖かいグレートバリアリーフで毎年越冬する。
ミガルーはゴールドコーストで11日午前、テレビ局のスタッフやホエール・ウォッチングの人々に確認された。メディアの強い注目を集めたため、2016年は公園・野生動植物省の付き添いのもとQLD州沖を北上した。
「ミガルー」は先住民の言葉で“白人”を意味する。1991年にNSW州北部バイロンベイ沖で最初に確認された。