【NSW28日】 シドニーのロックダウンを受けて、国内大手4銀行は影響を受けた個人客や事業に対し、ローンの据え置きや手数料免除など支援を行うと発表した。
コモンウェルス銀行(CBA)、ウエストパック、NAB、ANZの4銀行は、ボンダイで発症したクラスター感染の影響を受けたシドニー広域、セントラルコースト、ブルーマウンテンズ、ウロンゴンおよびイラワラ地方の顧客を支援する。ウエストパック銀行に付随するメルボルン銀行、セント・ジョージ銀行、SA州のバンク・オブ・サウスオーストラリアもこれに加わる。
支援内容は各行によって異なるが、住宅及び個人ローン返済の一時停止やクレジットカード利率の引き下げ、変動制利率ローンから固定制への変更、毎月の返済額を減額、EFTOPSの端末料金を最長90日まで返済、ビジネスローン返済の再構築など。
CBAのマット・カミンCEOは、「財政事情に不安がある人は、銀行や金融機関に連絡して支援の情報を得るように」と呼びかけた。
ソース: news.com.au ‐ Major banks offer loan relief for NSW residents impacted by virus lockdown