【パース6日】 国内で蔓延する肥満問題に取り組むため、ジャンクフードなどパッケージに健康リスクの画像を表示して消費者に警鐘を鳴らすように専門家たちが提言している。
西オーストラリア大学で行なった研究によると、国民の半数以上が肥満傾向にあり、深刻な問題であると指摘している。
今回の研究結果から、州・連邦政府がそれぞれ効果的な肥満対策を取るべきだとし、タバコのパッケージのような健康リスクの画像表示をジャンクフードのパッケージにする、ファーストフードの店へのアクセスを制限する、ヘルシー度のスター(星印)表示を必須にする、などの具体案を出した。
オーストラリア保健福祉研究所(AIHW)によると、15歳以上のオーストラリア人が過体重、または肥満の傾向にあるという。研究チームは、「肥満対策は重要な課題。国民の健康を守るためにも思い切った政策が必要」だとし、砂糖分の多い食品には税金を課すなどの案も提言している。
ソース: news.com.au -Bold plan to tackle Australia’s obesity epidemic with aggressive advertising and mandatory health star ratings