【NSW15日】 連邦政府シドニー大都市圏内のチャイルドケアに登録している保護者に対し、子どもを預けなかった日の差額(gap-fees)を免除する方針を固めたことが分かった。差額は保育手当に加えて支払われる保護者負担額だが、シドニー大都市圏内のチャイルドケア約3,600軒が新たな支援の対象となる見通しだ。今月19日から適用となる。
新たな差額補助制度はチャイルドケア事業者による選択参加となるが、連邦政府のモリソン首相は、これまでにも同様の補助を数回にわたって行っており、「難局を乗り切るには最も効果のある方法」と述べた。保護者はロックダウンにより子どもをチャイルドケアに預けなかった日の差額支払いを免除される。
チャイルドケアの差額免除は、保健衛生命令によってチャイルドケアが閉鎖となっている場合など、すでに実施されている。ロックダウンによって収入を失った受給資格のある人に対しても、チャイルドケア費用の追加補助が利用可能だ。
ソース:abc.net.au-Childcare centres in Greater Sydney allowed to waive gap fees for parents who keep kids at home