【ACT27日】 連邦政府は米医薬品ノヴァヴァックスと、新型コロナウイルスワクチン5,100万本の購入を契約している。2021年初めに到着予定だったワクチンは来年まで供給が遅れることがわかり、主要ワクチンとして使う計画はなくなりそうだ。
新型コロナウイルスに関する公聴会で23日、保健局のブレンダン・マーフィー長官は「明瞭な製造スケジュールなしで、ノヴァヴァックスを主要ワクチンにできない」と話した。すでに発注した分は、来年以降の追加接種で使われることになる。
今年1月、連邦のハント保健相は「アストラゼネカ製ワクチンに問題が生じた際にノヴァヴァックスを予備とする」と話していたが、26日には「ノヴァヴァックスは常に予備と考えていた」と述べた。
ノヴァヴァックスのワクチンはまだ薬品・医薬品行政局(TGA)の承認を受けておらず、他国でも使用について承認を受けていない。TGAによると、9月までにノヴァヴァックスの全情報を得られる予定だ。
ソース: news.com.au – Novavax Covid-19 vaccine supplies delayed