【キャンベラ28日】 コロナウイルスワクチン接種をして、悪影響が出た国民に対して、連邦政府が速やかに補償を行い、医療機関が保護されるとグレッグ・ハント連邦保健相が発表した。
6月下旬に開かれた緊急政府間会議で、ワクチン接種の展開が遅れていることと、デルタ株が猛威を振るっていることへの懸念に対して、モリソン連邦首相が同補償対策を公表していた。
国内全土の連邦政府容認プログラムを通したもので、Services Australiaによって行われた、薬品・医薬品行政局(TGA)が認可する全てのワクチンが対象になる。9月6日から開始されるが、今年の2月まで遡ることができるという。
同保健相は「 ワクチン接種による副作用や悪影響はあっても、ほとんどが軽度で数日くらい。重症化するケースは非常に稀だが、そういうケースへの補償を安全対策として備える。ワクチン接種を行う医療機関を守るためにも必須」と説明した。
ソース: news.com.au – Details on compo scheme to cover adverse effects of Covid jab revealed