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新型コロナ治療薬のソトロビマブを追加入手

【ACT4日】   オーストラリアは、新型コロナウイルスに対する抗体薬のソトロビマブを追加で1万5,000回分受領した。さらに、別の抗ウイルス治療薬の入手についても協議中だ。

ソトロビマブは、1回の静脈内投与で新型コロナウイルス感染症の重篤化や死亡を79パーセント防ぐとされる。感染者のおよそ8~15パーセントに使用が推奨され、症状が出てから5日以内に投与する。8月20日の承認後、オーストラリアは7,700回投与分を受領し、今後数か月で計3万1,000回分を入手する予定だ。

政府はまた、モルヌピラビルと呼ばれる別の抗ウイルス経口治療薬の入手についても協議中にある。通称「モルヌ」と呼ばれる同治療薬は米国のメルク社が開発し、新型コロナウイルスによる入院や死亡リスクを半減するとわかっている。米国内でも未承認だが、効用が非常に優れており、緊急時の使用を認可するよう求められている。連邦のハント保健相は、「メルク社と協議の最終段階にある。承認されれば、来年前半に入手できるだろう」と3AWラジオで語った。

ソース: abc.net.au – Supplies of life-saving COVID-19 treatment sotrovimab land, as government closes on antiviral tablet

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