【NSW21日】　　NSW州のテイラー電力相は21日、シドニーのバスサービスに来月から電動バスを投入されると発表した。連邦政府が支援するパイロット事業の一環で、電力網からの電気を利用するバスが新たに40台加わるとしている。

テイラー電力相は、NSW州で電気バス事業を実施することで、今後全国でも展開可能かを見極める試験的なものになると説明。パイロット事業の目的はさらに、電気バスが一つの路線を途中で充電することなく運行できるか、技術面と商業面の両方から試すことになるとしている。

新たに投入される40台のうち、12台が今月、シドニーのインナーウエスト地区でサービスを開始する予定だ。残りは来月以降、順次到着するという。NSW州のストークス運輸相は、電気バスのパイロット事業について、州内の納税者には全くコストがかからないと強調し新事業を歓迎した。

ソース：news.com.au-Electric buses planned for Sydney in game-changing pilot program