【NSW22日】 航空大手カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは22日、複数の国際線について当初の予定を一か月繰り上げて再開すると発表した。新たに、シドニー~デリー路線を就航することも明らかにした。NSW州が二週間後に海外の渡航者受入れを再開するタイミングでの発表となった。
新路線シドニー~デリーはクリスマス前に就航予定となっているほか、シドニー出発便ではシンガポール、バンコク、プーケット、ヨハネスバーグ、フィジーなどが繰り上げての再開となる。一時帰休となっていたオーストラリア拠点のカンタスとジェットスターの職員もまた、これに合わせて12月初めに職場復帰する見通しだ。
ジョイスCEOは、国際線再開について「2年間の暗黒の時期を越え、カンタスの100年の歴史の中で最も大きく最も良いニュースだ」と話している。
シドニーからのフライト日程は、シンガポール行きが11月23日、フィジー行きが12月7日、ヨハネスバーグ行きが1月5日、プーケット行きが1月12日、バンコク行きが1月14日に予定されている。また、10日後にダーウィン経由ロンドン行きが出発する予定だが、長距離の国際線定期便が再開するのは昨年3月以降となる。
ソース:news.com.au-Qantas reveals major change to international routes