【NSW5日】 NSW州のペロテット首相は5日、先住民族アボリジニの旗をシドニー・ハーバー・ブリッジの頂上部に、国旗および州旗とともに常設すると発表した。これまでは国旗と州旗が常設され、年に19日間だけ州旗がアボリジニの旗に取り換えられていた。
アボリジニ旗を常設する決定は、NSW州の先住民への認識をより深めるためのものであると同時に、シドニーのゴートアイランドの所有権がアボリジニの人々に変換されることを記念したものとなっている。
ペロテット首相は、アボリジニ旗の常設について議論を重ねてきたとした上で、出来るだけ早くこの変更を行う意向を示した。当初、新たな旗の設置工事には6か月~2年かかると報告を受けた同首相は、「必要なら自分が登って設置する」と述べていた。
ソース:news.com.au-Aboriginal flag to fly permanently on Sydney Harbour Bridge