【NSW18日】　　2023年から、国内の学校カリキュラムに包括的な「同意」に関する教育が導入されることが分かった。新たなカリキュラムが網羅するトピックは、高校生は「性別に関するステレオタイプ」、「威圧」、「権力の不均衡」など、小学生は「共感」、「尊重関係」、「許可を求める」などが含まれる。

新カリキュラムの導入は、シドニーの名門校カンバラ・スクール（Kambala School）に通う女子生徒が、自身のインスタグラムアカウントで「男子校の生徒から性的暴行を受けたことがある人を知っているか」と問いかけ、あるという回答が200人以上に上ったことがきっかけ。

その後、「同意について教育を（Teach Us Consent）」というプラットフォームが設立され、より総合的な性教育を求める署名活動につながっていった。インスタグラムアカウントに最初に投稿した元女子生徒は、カリキュラムの導入が決まると「我々はやりました！」と投稿し、喜びを示した。

ソース：news.com.au-New curriculum on consent education coming to schools for Australian students next year