【ACT21日】 国防省は17日、オーストラリアのP8A哨戒機が中国の軍艦からレーザーを照射されたと報告した。これについてモリソン連邦首相が「無謀で危険な行為」と抗議したのに対し、中国側は「中国を非難する理由をつくっている」と反撃した。
中国側は、中国軍艦は国際水域内にいたとして、最初に急接近したのはオーストラリアの哨戒機と主張する。
ダットン国防相は21日、「東シナ海における日本に対する行動や、インドとの国境における武力侵略など、中国政府の行いは一貫して悪質」と3AWラジオで述べた。
モリソン首相は先立って、今回の出来事に対し中国政府から回答を得られていないと話している。ダットン国防相は中国政府に書面で訴える方向だが、「両国間で長く続く緊迫した状況から、回答は得られないだろう」と考える。野党労働党も中国の行動を非難し、ダットン氏からの説明を待つ。
ソース:news.com.au- Peter Dutton slams China’s ‘consistently bad’ behaviour following laser incident