【NSW23日】 大手銀行は、国内の住宅価格の過熱が年内に沈静化に迎い、23年は急落すると予想していることが分かった。今後住宅を購入しようとしている人にとっては良いニュースだが、家を購入したばかりの人たちは、現在よりも生活を切り詰めるなどの必要が出てくると警告している。
ANZ銀行は、国内の主要都市で住宅価格が22年は平均8%上昇すると予想し、23年は6%低下すると予想している。NAB銀行は22年に2.7%上昇し、23年に9.3%低下すると予想。CBA銀行が今年1月に発表した予想では、住宅価格は今年7%上昇し、来年10%低下するとしている。
都市間で上昇と下落の幅は異なるものの、ブリスベンで大きな成長が予想される一方、パースの伸びは小幅との予想で一致している。一方、ANZ銀行とNAB銀行は、シドニーの住宅価格について今年1.2~5%の上昇、来年6~11.4%の低下と予想。メルボルンは1.2%~5%の上昇、来年6~11.4%の低下と予想している。
ソース:news.com.au-Major banks forecast that housing prices will drop in 2023, but interest rate rises put some at risk