国際

新中国大使 豪と関係修復の用意ある

【ACT24日】  新たに在オーストラリア中国大使に就任した肖千(Xia Qian)大使は、自身の任命は連邦政府との対話再開を希望する中国政府からの「象徴」だとして、同国が関係を改善していくため、歩み寄る用意があるとの考えを示したことが分かった。

 

肖大使は、オーストラリアとの関係は非常に重要で、両国にとって相互関係は有益であるとする一方、「現在は難しい状況にある」として、「オーストラリアと協力し、再び両国関係が正しい軌道に戻るよう、同じ方向に向かって協力していく用意がある」と述べた。

 

豪中関係は、中国企業の華為がオーストラリアの次世代ネットワーク、5Gの敷設事業から排除されたことをきっかけに、急激に悪化した。中国政府は、モリソン政府に対し敵対報道の責任があると非難。その後、関税の引き上げに加えてオーストラリア産の麦や牛肉、ワインや家畜の輸入を禁止するなどの制裁を行ってきた。

 

ソース:abc.net.au-China’s new ambassador says Beijing willing to go ‘halfway’ to repair diplomatic relations with Australia

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら