【ACT25日】 連邦政府のダットン国防相は25日、オーストラリア企業に対して、サイバー攻撃に警戒するよう注意を喚起した。ロシアによるウクライナ侵攻の情勢を踏まえたもので、オーストラリアに対する直接の攻撃のほか、広範囲にわたる攻撃から“副次的なダメージ”を受ける可能性もあるとしている。
ABCのラジオ番組に出演したダットン国防相は、サイバー攻撃を「実際に起こり得るもの」としてとらえるべきで、企業は十分な防御策を講じておくべきとの見方を示した。サイバー攻撃に関する最新情報を得られるサイトとしてAustralian Signals Directorate website と、the Australian Cyber Security Centre websiteを参照するようアドバイスした。
ダットン国防相は、「我々はテレコミュニケーションズに依存した社会だ」と述べた上で、ウクライナ侵攻によって生じた混乱を利用しようとする者もいると指摘。パスワードの保護など、攻撃への備えをしておくべきとの考えを示した。
ソース:news.com.au-Australian businesses warned to brace for cyber attacks as countries take ‘opportunity’